キッズとサプリメント

キッズのための食育講座 - 第58回
掲載日:2012年1月24日

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みなさん、こんにちは!
先日、公認スポーツ栄養士の更新に必要な単位のために、栄養セッションに参加してきました。
東京ビッグサイドが会場だったのですが、ちょうど東京に予定があったので運よく旅費もちゃっかり節約して受講してきました。

キッズとサプリメントについて。
今回は日本のスポーツ栄養を引っ張ってくださっているスポーツ栄養士の方々のご意見も聞けて、「そうだよね!」と、私の安心につながったように思います。
結局のところ、キッズやジュニアにサプリメントは必要か?ということですが、

必要ではない。ただ、場合(食生活や保護者の都合など)によってはしょうがない。

これが私の正直な気持ちです。
セッションでは、JOC(日本オリンピック委員会)では推進しない方向性とのことでしたし、肝臓や腎臓などの臓器が未完成のキッズ達にはサプリメントが体に良くないことはわかりますよね。
できるだけたくさんの種類の食品、そして栄養バランスが一番大切ですから食を大事にしたいですね。

さて、お勧めの本があります。成美堂出版「勝つためのスポーツ食BOOK」P57~69。
そこには中山雅史選手の食に対するレポートが載っています。私の本ではありませんが(笑)。
食に対する正直な気持ちが書かれていて、「うん、うん。わかってくれてる!!」って、スポーツ栄養士が喜んでしまう素晴らしい内容だからぜひ機会があれば読んでみてくださいね☆


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中村まり(なかむら まり)
熊本県熊本市生まれ。 (有)ヘルスサポート 取締役
資格:管理栄養士 健康運動指導士
スポーツ栄養士業務の他、食育コンサルタントとして保育園・幼稚園・こども園において「食べる食育」をテーマとした食育事業を実施中。また、食育を取り入れた給食を通して子供たちの健康づくりをお手伝いしています。

現在、栄養マネージメントを行っているスポーツ団体
(株)エディオン女子陸上部

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