味噌を料理に

キッズのための食育講座 - 第64回
掲載日:2012年4月18日

photo

みなさんこんにちは。今回のコラムが一日遅れになってすみません。

早いものでそろそろ初夏も過ぎ去ろうとしておりますが、春の食べ物はたくさん食べることができましたでしょうか?
先日のこと、たまたま生えていたつくしを見つけ、「昔はつくしの佃煮を食べていたね」と懐かしい話題になりました。

また、春といえば私は子供の時からたけのこが好きです。
特に母の作るたけのこ料理はとてもおいしいので食べすぎてしまいます。
栄養士になり、たけのこの栄養を知りました。
食物繊維が多いこと、くっついている白いものはチロシンと言い、神経伝達物質(の前駆体)であることなど。
神経伝達物質を分かりやすく言うと、神経を元気にして、集中力したり、やる気を高めたりするものです。
五月病にならないように今年もたけのこを食べましょうね!

さて、今回のテーマは季節の食材をひきたててくれる味噌。
味噌は大豆から作られる発酵食品です。大豆の栄養を持ち、ポリフェノールが豊富です。
また、鉄分も含まれているので朝・夕の味噌汁は貧血を予防するとも言われています。
量は大量ではなくても、吸収が良いのでしょうか?
選手達に食べてもらう回数を増やすと貧血の改善に効果があるように感じています。
あくまでも私の個人的な感想です。

写真はたけのことキュウリの味噌和えです。
キュウリは良く噛むために小さめの小口に切ってあげてもお勧めです。


写真
中村まり(なかむら まり)
熊本県熊本市生まれ。 (有)ヘルスサポート 取締役
資格:管理栄養士 健康運動指導士
スポーツ栄養士業務の他、食育コンサルタントとして保育園・幼稚園・こども園において「食べる食育」をテーマとした食育事業を実施中。また、食育を取り入れた給食を通して子供たちの健康づくりをお手伝いしています。

現在、栄養マネージメントを行っているスポーツ団体
(株)エディオン女子陸上部

よければこちらのコラムもどうぞ

© NPO法人 熊本県キッズサッカー協議会
Produced by Answer International