節分について

キッズのための食育講座 - 第10回
掲載日:2010年2月2日

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明日は2月3日。
立春の前日、節分ですね!

“節分”という言葉には“季節を分ける”という意味があります。
また、季節の変わり目には邪気が入りやすいとされ、その邪気を追い払う意味で豆をまく風習があるんですよ。
まいた豆を自分の年齢より1個多く食べることで体が丈夫になるという言い伝えもありますのでキッズ達と一緒にぜひ豆まきを体験してみませんか?
「まいた豆の片付けが面倒で…」そんなときには殻つきの落花生は拾いやすいのでお勧めです。

そして、節分といえば丸かじりすると縁起が良いとされる「恵方巻き」。
最近ではコンビニなどでも販売されるためずいぶんと有名になりました。
恵方とは、その年の福徳を司る歳徳神という吉神の在する方向のことです。
ちなみに2010年の恵方は西南西です!

恵方まきの“具”ですが、七福神にあやかって“7種類”の具を入れることで“福を食べる”という意味があります。
かんぴょうや椎茸など手作りの具を作るのが大変なときには、卵焼き、胡瓜、シーチキン、ちくわ、レタス、にんじん、漬物など冷蔵庫に入っているもので作ってもおいしいですよ。

おやつに豆を、夕食には西南西を向いて恵方巻きの丸かじりを!!
ぜひキッズ達と一緒に楽しんでくださいね。

季節の行事(行事食)はキッズ達の食育意識を高めるきっかけになります。
いつかJリーガーになる夢が叶ったときには“自分の栄養を自分で考える”立派な力がついている方が良いかと思います。
そのためにも小さい頃から食育意識を高めておきたいものです。

毎日を忙しく過ごしている現代の大人たちは行事を忘れがちです。
ぜひキッズ達のためにも一つ一つの行事を大切にしていただけたらと願います。


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中村まり(なかむら まり)
熊本県熊本市生まれ。 (有)ヘルスサポート 取締役
資格:管理栄養士 健康運動指導士
スポーツ栄養士業務の他、食育コンサルタントとして保育園・幼稚園・こども園において「食べる食育」をテーマとした食育事業を実施中。また、食育を取り入れた給食を通して子供たちの健康づくりをお手伝いしています。

現在、栄養マネージメントを行っているスポーツ団体
(株)エディオン女子陸上部

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