キッズのための食育講座 - 第57回
掲載日:2012年1月10日
今月の11日は、鏡開きですね。地域によっては日が異なるようですが、お正月に神仏に供えた鏡餅を切って食べる風習があります。キッズ達の通っている保育園や幼稚園でもお餅料理で行事を楽しまれるところも多いと思います。
今回は、お忙しい保護者の方でも簡単に作れる手抜き料理。鏡開きにもお勧めなお餅のぜんざいをご紹介します!
すぐできあがるのでお腹のすいたキッズ達をお待たせすることもありませんね。
<材料3~4人分>
ゆで小豆1缶(200g程度、砂糖入りのもの)
水100cc
砂糖大さじ1杯
餅や白玉団子など 適量
【レシピ】
① 小鍋にゆで小豆1缶、水、砂糖を加え、焦げないように木べらか耐熱のゴムべらで混ぜながら火にかけてさっと沸騰させる
② もちを食べやすい大きさに切り、トースターで少し色づく程度に焼く
③ 1を器に入れ、2を上にのせてできあがり♪
お餅はよ~く噛まないと喉につまらせてしまいます。食べるときにはしっかりよく噛んで、お餅がお口の中でどろどろになってから飲み込みましょうね!また、保護者の方は、良く噛むということをキッズのうちに学習させてあげましょう。
ちなみに、一人目の出産後は授乳や離乳食をきちんとしますが、二人目、三人目になると、特に離乳食の段階を得ずに一気に進みがちです。
実は離乳食の段階を踏まえない赤ちゃんは、良く噛まない子どもになりやすいと言われています。
たくさん噛む、良く噛んで味わう、食事を落ち着いて楽しめる、の3つがキッズに重要な食育にキーワードになるので、まずは噛むことからご家庭で実施してみましょう!