キッズのための食育講座 - 第109回
掲載日:2014年4月22日
みなさん、こんにちは。新学期となり、にぎやかな季節になりましたね。
新しいお友達ができたでしょうか
さて、先日のことです。腸の専門医の先生から最新のお話を聞く機会がございました。
お話を要約しますと、「腸の状態の悪い患者様での栄養指導の時には、今の食生活だけでなく、幼児期の話を聞いてみてください。そこに原因がありますよ」ということ。
理由は「乳酸菌などの良い働きのある菌を子供の時に食べていないと大人になって急に食べても効かないんですよ」ということでした。
説明しますと、例えばヨーグルトの中の乳酸菌が腸に良い働きをするのは知られています。
その乳酸菌が腸で良い働きをするために必要なレセプターというものがあるのですが、乳酸菌を食べ続けることによって作られます。つまり、子供の頃に食べておくことで大人になっても乳酸菌がしっかり働けるよ、ということなのです。
この話から、子供の頃にいろんな食べ物を食べることが大事だという、当たり前のところに行きつきます。
今回は例えとしてヨーグルトの名前を出しましたが、ヨーグルトだけを食べるということではなく、すべての食品に存在する菌や酵素などを消化吸収することが大事なのです。
キッズサッカーのみんなも、できだけいろんな種類の食べ物を食べて、強い体を目指したいですね!
では・・・ここでおうちの事情が壁になることがあります。
忙しい保護者の方々はいったいどうしたらいいの?
仕事やサッカーの送り迎えで本当に忙しくていろいろと食事を作ってあげる時間があまりとれない。
そうですよね・・・。
よしっ!ということで次のコラムで一緒に考えてみたいと思います。
私的なことですが、海外の食事シリーズを終了し、おうちの食育シリーズを取り入れるとこにしました。
みなさまのお役に立つ情報になるよう、今年度もがんばります(^^)
もちろん、簡単レシピは継続します。
今後ともよろしくお願いします!