競技規則(令和3年度)

第1条  競技のフィールド

大きさ(おおよそ)

小学生・幼児
縦(タッチライン)35m~ × 横(ゴールライン)20~25m
ペナルティーエリア 半径 6m
センターサークル  半径 3~4m
コーナーアーク   半径 1m

ゴール

高さ2m、幅3m、奥行き1mのハンドボールゴールと同じサイズのものを使用
※ 図は標準サイズであるが、試合の広さに応じて大きさなどを調整することが出来る。

第2条  ボール

協議会主催の大会においては、原則として

小学生
4号手縫い人工皮革ボール
幼児
3号手縫い人工皮革ボール250g又は4号手縫い人口皮革ボール

第3条  競技者の数

競技者
試合は小学生・幼児共にが6人以下とし、うちの1人はゴールキーパーである。
また、小学生・幼児共に4人未満の場合は試合を開始しない。(没収試合・別紙参照)
交代の手続き
選手の交代は登録人数内であれば、人数・交代回数の制限はない。
また、競技中でも交代は可能とする。
ただし、交代する場合は、先にOUT選手がフィールド外に出たのを確認して、IN選手が入るようにする。

第4条 競技者の用具

安全
競技者は、自分自身あるいは他の競技者に危険となるような用具やその他のもの(装身具を含む)を身につけてはならない。
ネックレス、指輪、イヤリング、皮革やゴムでできたバンドは、認められない。
また、ヘッドギアなどは認められる。
眼鏡等についてはプレーに支障のない場合、できる限り取り外して出場するようにする。

[ 特例 ]
どうしても眼鏡等をつけないとプレーできない選手については、なるべく安全な材質なもので、バンドを取り付けて出場できるものとする。
また、プレー中におきた眼鏡の破損などは各個人の責任とする。
その他ケガなどについては、傷害保険の範囲内保証で終了するものとする。

基本的な用具
競技者が身につけなければならない基本的な用具は、次の個別のものとなる。

  • 動きやすい服・ユニフォーム(ジャージ・シャツ・ショーツ・体育服など)
  • ストッキング(長い靴下など)
  • すね当て(適切な材質で、ストッキングによって完全に覆われている)
    ※ つけなければ試合に出場できないので、なるべく予備などを準備してください。
  • 靴 サッカーができるシューズやサッカー用スパイク。取替式ポイントのスパイクの着用は禁止。

第5条 主審

主審の裁定に対しての抗議は絶対認めない。

(試合は主審によってコントロールされる。競技規則を施行する一切の権限を持つ。)

第6条  副審

副審は主審の決定に従いつつ、次のことを行う。

  • 予備のボールを使って、スムーズに試合を進行できるようにする。
  • コーナーキック、ゴールキック、スローインの判定の援助。

第7条  試合時間

小学生・幼児
前後半6分、ハーフタイム1分を原則とする。
※ ただし、大会運営上変更する場合もある。

第8条  プレーの開始及び再開

キックオフ
キックオフからの直接ゴールは認めない。
ゴールインしなくても主審がシュートをしたと判断した場合は相手側の
ゴールキックとする。
ただし、センターサークルを出てからのシュートは認められる。
ドロップボール
試合進行に必要と主審が判断した場合に行う。

第9条  その他のプレー

オフサイド
オフサイドの規定は使用しない。
バックパス
バックパスの規定は使用しない。
ファール
主審がファールを判定した場合、直接フリーキックを行う。
(相手競技者は4または5m以上離れる。センターサークルの半径)
ペナルティーエリア内で反則があった場合は、相手側によりペナルティーキックを行う。
(キーパー以外はエリアからでる。)
スローイング
原則的にはファールスローの規定は使用しないが、極端なファールスロー(片手投げや下手投げなど)の場合はやり直しとする。

  • スローイングが直接ゴールに入っても得点は認められない。
    その場合、相手ゴールキックより再開する。
  • スローアーは他の競技者が触れるまでプレーしてはいけない。
    行った場合はやり直しとする。
  • 相手競技者は、スローイングが行われる地点から2m離れる。
ゴールキック
アウトボールの場合は、ペナルティーエリアの先端にボールを置きキックする。(直接入っても得点)
また、キーパーが2回キックした場合はやり直しとする。
ゴールキーパー
インプレーで、キーパーがボールをキャッチした場合はスローイングもしくはキックを行うことができる。(直接入っても得点)
幼児の場合、キーパーのスローミス・キックミスで他の選手に触れずに直接味方のゴールにボールが入った場合はプレーをやり直す。(幼児のみのルール)

【試合の勝者を決定する方法】

(延長戦)
大会によって決勝戦などでおこなわれる場合もある。時間等は大会運営側に任せる。
(PK戦の進め方)
3対3・4人目からはサドンデスで行う

  • 試合終了時同点で、PK戦により試合の勝敗を決めなければならない場合(トーナメントなど)、主審は両チーム一度ベンチに戻し、キックする順番を決定させる。
  • 主審がキックを行うゴールを選ぶ。
  • 主審は試合終了時に試合にでていた競技者、小学生(6人)幼児(7人)をセンターライン付近にキックする順番に並ばせる。
    内1人はゴールキーパーとし、交代はPK戦開始までに行うようにする。
    また、負傷やその他の理由でPK戦途中で交代する場合は主審の承認を得るようにする。
  • 主審がジャンケンをさせ、勝ったチームが先にけるか後にけるかをきめる。
  • 主審は行なわれたキックの記録をつける。
  • 合図(笛)が行われる前にキックした場合はやり直しとする。
  • キックは両チーム交互に行うが、3本のキックを行う以前に他方が3本のキックをけっても挙げられない得点を一方のチームが挙げたときは、以後のキックは行われない。
    4本目からはサドンデスとするが、続いている場合キーパーを含む全員がキックしてから2回目のキックが行われる。
  • 一方のチームが相手チームより競技者が多い人数で試合が終了したとき、競技者のより多いチームは相手チームの人数と等しくなるように競技者数を減らす。
  • キーパーはゴールラインを両足で踏んで立ち、相手がキックする瞬間まで動くことはできない。キーパーが違反を犯した場合に、ゴールが外れた場合はやり直しとする。
    ただし、ゴールが決まった場合は主審の判断でゴールを認めるものとする。

第10条 その他のルール

  • 試合後のスコアカードのサインについて
    • 一度サインしたスコアカードは絶対に訂正できない。サインする前に確認をする。
    • 審判・記録者の記入ミス・チェックミスによるスコアカードの修正は、互いのチ―ムの監督の了承を得て行う。片方のチームだけでの意見で修正はしない。
  • 審判に対するクレームについて
    試合中・試合終了後のクレームについては審判の判定は絶対の為にいかなる場合も 認めない。
    もし万が一試合途中に審判に対するクレームなどで試合が中断した場合、審判・審判委員長・審判委員・お互いのチーム監督・団体の代表者で協議する。
  • 没収試合について
    下記のような場合は没収試合とする。

    • NPO法人熊本県キッズサッカー協議会に登録していない子供が出場した場合
    • 抽選会以降にチームのキャンセルがあった場合
    • 試合当日チームの人数が3人以下になった場合(4人以上は試合成立)
    • 選手のダブルエントリーがあった場合
    • 上学年の選手が下学年の試合に出場した場合
    • 試合当日、理由なく試合を放棄した場合
    • 審判に対しての過剰なクレームなどにより試合の進行を妨げた場合
    • その他の問題が発生した場合

    没収試合の勝ち点と得点

    • 【違反チーム】 勝ち点 0  得点 0 – 3
    • 【相手チーム】 勝ち点 3  得点 3 – 0
  • 悪天候による試合の中断について
    雷雨・突風など危険な天候による試合の中断については、大会本部にて主催者及び協議会理事の話し合いにより決定し、審判に通達する。
    また、中断した場合、得点はすべて有効とし、下記の通り試合を開始する。

    • 【前半の途中での中断】試合の初めから開始する。
    • 【後半の途中での中断】後半の初めから開始する。
  • 当日の試合のメンバー登録について
    • 試合当日、受付時を最終のメンバーとする。
    • 複数のチームを出場させている団体においては、下記の注意事項を厳守する。

★ 注意事項 ★
決勝リーグ・トーナメントでも選手の登録変更はできません。
(予選敗退したチームからのエントリーはできません)

※ 上記及び上記以外で試合に関わることは、NPO法人熊本県キッズサッカー協議会が話し合いのうえ決定する。

駐車場の利用について

大会では熊本県内各地の施設を利用しますので、必ず各施設のルールに従い駐車場をご利用ください。

  • 駐車ラインを守る。
  • 駐車場内であっても駐車ライン以外への駐車は絶対にしない。
  • マナーを守り駐車している車の妨げになることはしない。
  • 路上駐車禁止
  • 駐車場内では警備員の誘導に従うこと。

※ 警察の注意指導が入った場合、大会本部は一切の責任を負いません。
尚、あまりにもマナーを守っていただけないクラブチームがあった場合には理事会をもって処分いたします。

応援について

  • 応援はサイドライン側から行なうようにし、ゴール近くやゴールライン上からの応援はしないようにする。
    また、監督・コーチと反対側からの応援をするものとする。
    (大会の運営上やむを得ない場合や会場によっては、同じ側でも良い。)
  • サイドラインから入っての応援や危険と思われるものをラインの近くに置いたりしないように注意する。
  • 弁当などのごみは持ち帰りましょう。
  • 花壇や中庭など入らないようにしましょう。
  • トイレの利用の仕方は清潔に、土足禁止の所は汚さないようにしましょう。
  • 車の駐車はルールを守り、駐車違反のないようにしましょう。
    (車のエンジンのかけっぱなしをしないようにしましょう)

(お願い)

  • 子供たちの判断を尊重しましょう。
    自分で(判断)をし、プレーすることが、サッカーで最も楽しく、そして重要なことです。
    外からの声で子供たちの(判断)にあまりにも圧力をかけすぎないようにしましょう。
    (声援を送っても過度な指示はしない)
  • レフェリ-の判定を批判しないようにしましょう。
    レフェリーを尊重することで、子供たちがフェアプレーの精神を学んでいきます。
  • 試合では、すべての子供がサッカーをする仲間です。みんなを応援するようにしましょう。
    (試合をするのは敵ではなく試合相手ですので、やじをとばすようなことはやめましょう)
  • 試合終了後は、子供たちが何を得たか耳を傾けることを心がけ、失敗も許せるサポーターになりましょう。
  • 集合時間に遅れないようにして、試合がスムーズに進むようにしましょう。
  • 子供の前で、指導者の悪口は言わないようにしましょう。
  • サッカーを楽しみましょう。
    (サッカーはプレーする人も、観戦する人もみんな一緒に楽しめるスポーツです)
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