キッズのための食育講座 - 第25回
掲載日:2010年9月7日
暑い夏も残りわずかとなり、残暑をいかがお過ごしでしょうか?
早いもので今年もやがて中秋の名月となります。
ちなみに今年の中秋の名月は9月22日です。
秋は収穫の時期なので、中秋の名月には収穫物をお供え物とする風習がありましたが、その時に芋を供えた風習が由来となってお月見団子を供えるようになったという言い伝えがあります。
今回はサッカーを頑張るキッズにお勧めの大豆たっぷりのお月見団子です。栄養面はもちろんですが、食育の取り組みとして日本の行事食を一緒に楽しんではいかがですか?
【栄養のポイント】
材料の半分以上が大豆製品です。サッカーに励むキッズたちは大豆製品を毎日食べましょう。
大豆タンパク質と白玉粉で作る団子は柔らかくてもっちりしています。
【団子5個分の栄養価】
エネルギー143Kcal 炭水化物25.7g たんぱく質4.6g 脂質2.1g
【材料(団子15個分)】
● 白玉粉 75g
● 絹ごし豆腐 1/4丁(100g)
● きな粉と三温糖 適量
【作り方】
① 白玉粉と豆腐をしっかり練る
② 耳たぶくらいの柔らかさになるよう、水を少々加える
③ 団子状に丸めたら、沸騰したお湯へ入れ、
④ 浮いてきたらさらに1分ほど加熱する
⑤ 取り出したら冷水で冷まし、水気を切る
⑥ お好みできな粉や砂糖、黒蜜などをかけてお召し上がりください
【ご注意ください】
団子は餅と同様、のどに詰まらせやすい食べ物です。小さいお子様はスプーンやフォークで少量ずつ切り分けてお召し上がりください。また、大きいお子様や大人も良く噛むか、少量ずつ食べることでのどに詰まらせないようにお気をつけください。