キッズのための食育講座 - 第40回
掲載日:2011年4月19日
熊本ではすっかり桜が散り、次第に気温が上がってきました。
これからは日差しが強まる時期ですので毎日の食事に抗酸化力のある栄養素を補うように心がけてくださいね。
さて、栄養素意外にも今から特に気にしなければならないのは水分補給です。
サッカーをすると汗をかき、汗が蒸発することで熱の放散がおこり体温を下げて調整しています。ところが、発汗によって塩分欠乏や水分減少(脱水)が著しく なると熱痙攣、熱疲労、熱失神、熱射病などになりやすくなります。特に大量に汗をかいたときに水分のみ補給して塩分欠乏状態になってしまうとこれらの症状 にもなりやすく、対策としてはスポーツドリンクなどを上手に活用しましょう。
また、サッカーの練習(試合)前と後での体重差はあまりないほうが良く、前後で体重計に乗ることで現在の水分補給量が丁度良いのかを知ることができます。
体の水分が減った状態ではパフォーマンスが低下し、集中力の低下につながりますからキッズのころから癖をつけておくとよいですね。
ちなみに、補給する水分は0.1~0.2%の食塩と4~8%の糖分を含んだものがお勧めです。胃の中での吸収スピードが速くて理想的な水分補給ができます。