キッズのための食育講座 - 第7回
掲載日:2009年12月22日
【栄養のポイント】
今回は栄養面よりも、料理に触れる“食育”ということをお勧めしたいと思います。
男女関係無く、キッズの頃から料理を体験することが将来のアスリートには欠かせません。アスリートの栄養相談業務のときに感じることです。また、キッズの頃から食への関心が高いほどアスリートとしての選手生命も長いのではないかと思います。
そのために旬の料理に触れて四季を感じることも“食育”なのですね。
さて、今回の料理の栄養面は・・・
鶏肉の手羽にはコラーゲンが含まれているので『美肌』に良いということで知られています。
他にも、コラーゲンは関節でも大きな働きをしています。実は関節の骨の表面を覆っている“軟骨”の成分なのです。
食べたコラーゲンは体全体に使用されるので関節だけに集中して使われることはありませんが成分の一つであることにはかわりはありません。
料理を体験しながら『どんな食べ物がどんな風に体に役立っているのか』興味を持っていただければ幸いです。
【材料】(手羽先8本分)
手羽先8本、塩コショウ少々、ヨーグルト100cc、玉葱1/4個、にんにく1カケ、生姜少々、カレー粉小さじ1杯、コンソメ1g、ケチャップ小さじ1杯、食塩小さじ1/2杯
【作り方】
① 玉葱、にんにく、生姜をすりおろし、ビニール袋に入れておく
② 手羽先をフォークで刺して小さな穴をあけ、塩コショウを表面にすり込む
③ 調味料を①のビニール袋に入れ、混ぜる
④ 手羽先もを③に入れ、揉み、空気を抜いて冷蔵庫で半日~1日程度漬け込み味をしませる
⑤ 200~220度のオーブンで15分~20分程度焼く
【組み合わせメニュー】
野菜のサラダ、オニオンスープ
【料理のポイント】
包丁をあまり使わずに調理ができるので子ども達と一緒に作ってみませんか?
クリスマスメニューにもお勧めの手料理です。
*骨なしの鶏もも肉や大きなもも肉でもOK。焼き時間を調整してくださいね。