人でしか学べない人間関係

キッズのためのメンタルトレーニング - 第71回
掲載日:2011年9月6日

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長い夏休みも終わり”子どもの世話”の負担から解放されたと感じる方も多いと思います。保護者の方から「夏休みは大変!」とよく耳にします。いつも は朝か ら夕方まで学校の子どもが「朝から家にいる夏」となると本当に大変な毎日だったと思います。昼ご飯、日中の様子など、普段は気にならないことも気になるこ とばかりだったのでは?子どもにとっては最高の夏休み!保護者にとっては大変な夏休みですね。

私は職業から「休日」など無縁でしたが、な んと!8月末2年半ぶり(新婚旅行以来)に嫁と長崎市内へ1泊2日の旅行に行きました。きっかけは嫁の「坂本龍 馬を観光したい」という一言から。歴史好きな松山家。その言葉に私は「YES」か「はい」(笑)即賛同でした。理由は「先人から学ぶ」。「偉業を成し遂げ た人のルーツに迫る」ことは、自分自身の自己啓発になるからです。私が幼少期までは家庭には必ずといっていいほど「偉人伝」の書物がありました。例えば、 エジソン、ガンジー、ヘレン・ケラーなど歴史に名を残した偉人の物語が書物や漫画になって紹介されていました。今でも書店や学校の図書館にはありますが、 昔ほど読まれていないのではないでしょうか。年齢に関係なく、偉人に触れる(読む)ことはメンタル面に効果があるのでオススメします。

長崎での龍馬の生活や仕事ぶりに触れ感じたことは「人間関係」でした。私のブログでも紹介しておりますが、行動力や発想力(知恵)もさることながら、人間関係を作り上げ、良好な関係を保ち、人を動かすことに長けていたように感じました。

最 近では、学力や資格と知識や技術を習得することに注目されています。確かに生きるためには必要なことです。今の社会に求められることです。しかし、専門 職は別として、これらの知識や技術を発揮するにも「対人関係」が重要です。また、社会問題になっている「うつ病」「精神疾患」などの多くは人間関係(対人 関係)の欠如から生じています。

習い事や塾など、人と向き合うより自分の頭(体)と向き合う時間が多いように思います。ゲーム遊びも同じですね。これでは「人間関係」や「コミュニケー ション力」「協調性」を育むことはできませんね。人と接することでしか強化できませんから(身につきません)。
保護者、指導者など、私たち大人がバランスの良い教育(環境提供)をすることが、現代っ子には必要だと思います。


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松山 周平(まつやま しゅうへい)
1976年3月21日、宮崎生まれ。
ロアッソ熊本 アカデミー部長
スポーツメンタルトレーナーとして熊本を中心に九州の中学・高校の部活動から大学、クラブの様々なスポーツ競技、種目のチーム及び選手達の心理面の強化・サポートを行う。

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