家庭もクラブチーム

キッズのためのメンタルトレーニング - 第9回
掲載日:2009年3月10日

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「めざせ!ベストサポーター」の20ページに
「こんなクラブ、こんな指導者に出会っていますか?」
という項目があります。

小冊子をお持ちでない方もおられると思いますので、
ここで紹介させて頂きます。

 

 【 クラブ 】
● クラブの指導理念が、しっかりとしている。
● クラブの指導方針を持っている。
● クラブの基本がプレーヤーズファーストである。
※ プレーヤーズファーストとは、プレーヤーを第一に考えること。
● クラブ 保護者 選手との間でコミュニケーションがとれている。
● 子どもたちが楽しくプレーできる場がある。
● 指導者間での考え方が一致している。

 【 コーチ
● 情熱がある(研究熱心・向上心)
● 明るくさわやか(言葉使い・服装・礼儀正しい・挨拶)
● 忍耐力がある(指導には時間がかかる)
● 子どものレベルに自分をコントロールできる。
● モラルがある。
● デモンストレーションができる。
オープンマインドである。
※ オープンマインドとは、心を開いて人の意見を聞き入れられること

以上が小冊子に記載されている理想的なクラブとコーチです。
私も高校サッカーの指導をしており、全国強豪校のスタッフとお話をさせて頂くと(外から見ていても)強いチームの多くは、上記に記載されている項目が実際にできているチームです。

しかし、子どもにとって一番大事であり影響力があるのは家庭というチームです。(私なら松山FCでしょうか)
理想的なクラブ・コーチのスタンスこそ家庭から行ってほしいと思います。
チームやコーチに求める前に、家庭から素晴らしいチーム・コーチを目指しましょう!


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松山 周平(まつやま しゅうへい)
1976年3月21日、宮崎生まれ。
ロアッソ熊本 アカデミー部長
スポーツメンタルトレーナーとして熊本を中心に九州の中学・高校の部活動から大学、クラブの様々なスポーツ競技、種目のチーム及び選手達の心理面の強化・サポートを行う。

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