お魚とビタミンD

キッズのための食育講座 - 第85回
掲載日:2013年3月27日

photo

桜がきれいな季節となり、すっかり春となりました。寒かった冬を越えて咲く桜の色はとてもきれいですね。

さて、今回は骨を強くするために必要なビタミンDについて。
ビタミンDはカルシウムの腸管での吸収を高めることが知られています。ところが、欧米化した現代の食事ではビタミンDを十分の摂ることが難しくなってきています。

ビタミンDが豊富な食べ物として、干ししいたけやきのこ類と言われていますが、実は魚にも豊富に含まれています。
アスリートが魚を食べる理由の一つに、骨を強くするという目的もあるのです。
では、ビタミンDの豊富な魚の名前と含有量をいくつか見てみましょう。

魚の名前 魚100g当たりのビタミンD含有量
鮭(切り身) 32μg
うなぎのかば焼き 19μg
まがれい(骨付き) 26μg
べに鮭(切り身) 33μg
キングサーモン 16μg
さんま(骨付き) 33μg
かじき(切り身) 12μg
さば(骨付き切り身) 11μg
いわしの丸干し 50μg
しらす干し 46μg

少なくても週に2、3回はお魚のメニューを食べて、ぜひサッカーに必要な強い体づくりをめざしましょう!


写真
中村まり(なかむら まり)
熊本県熊本市生まれ。 (有)ヘルスサポート 取締役
資格:管理栄養士 健康運動指導士
スポーツ栄養士業務の他、食育コンサルタントとして保育園・幼稚園・こども園において「食べる食育」をテーマとした食育事業を実施中。また、食育を取り入れた給食を通して子供たちの健康づくりをお手伝いしています。

現在、栄養マネージメントを行っているスポーツ団体
(株)エディオン女子陸上部

よければこちらのコラムもどうぞ

© NPO法人 熊本県キッズサッカー協議会
Produced by Answer International