食中毒にご注意を!

キッズのための食育講座 - 第68回
掲載日:2012年6月19日

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みなさんこんにちは。
あっという間に一ヶ月間のアメリカ帯同が終わり、日本に帰ってきました。
出かける前とすっかり違う気候で、蒸し暑い梅雨ですね。

さ て、高地トレーニング後に選手たちは血液検査を行います。その結果から食事の成果も知ることができます。もちろん、栄養管理がうまくいかなければそれも 血液検査でわかってしまうのでなんとなく緊張感があります。ヘモグロビンとフェリチンという項目の両方の数値が上がっていれば高地トレーニングと栄養がう まくいったと言えます。
さあ、今回はどうなっているのでしょうか。

ところで、梅雨の時期は温度と湿気が高くなるので食中毒になりやすい季節です。
食中毒にかかると嘔吐や下痢、腹痛、発熱などの症状が出てサッカーの練習ができなくなります。
ぜひ、ご自宅でも食中毒を予防してくださいね!

■自宅でできる食中毒予防
・帰宅したら手洗いうがいをする。
・料理は2時間以内に食べるか、冷蔵庫へしまう。菌が増えます。
・冷蔵庫は必要以上に開けない。庫内の温度が上がります。
・包丁は柄の部分までしっかり洗う。菌が付いています。
・野菜と肉、魚などの生ものは包丁とまな板を分ける。
・料理はしっかりと火を通しましょう。

■差し入れでも食中毒予防
・果物は切ったり皮を剥かずに持っていく。
・ドリンクの容器は内側だけでなく外側もきれいに洗う。
・できればカステラやパンなど腐りにくい差し入れがよい。
もし、おにぎりを作るときにはラップを使って握るなど、手で直接触らないように作り、二時間以内に食べる。


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中村まり(なかむら まり)
熊本県熊本市生まれ。 (有)ヘルスサポート 取締役
資格:管理栄養士 健康運動指導士
スポーツ栄養士業務の他、食育コンサルタントとして保育園・幼稚園・こども園において「食べる食育」をテーマとした食育事業を実施中。また、食育を取り入れた給食を通して子供たちの健康づくりをお手伝いしています。

現在、栄養マネージメントを行っているスポーツ団体
(株)エディオン女子陸上部

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