[雛人形のおにぎり]

キッズのための食育講座 - 第105回
掲載日:2014年2月25日

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みなさんこんにちは。もうすぐ桃の節句、ひな祭りですね。ひな祭りは女の赤ちゃんのすこやかな成長を願う行事です。ひな祭りと言えば何を思い出しますか?私はひなちらし寿司や雛人形でしょうか。今回は、忙しくても作れるとっても簡単な「雛人形のおにぎり」をご紹介します。

ゆ かりのおにぎりにのりと薄焼き卵を巻いてうずらの卵をのせるだけです。すごく簡単なのに、見た目だけでなくおいしいんです。以前に保育士の先生から「簡単 ですぐにできて、園児のみんなも楽しめるひな人形を給食で作れないか」とご相談があり、一緒に考えたのがきっかけです。ひな祭りといえばお寿司というイ メージがありましたがたくさん作るのは大変のようです。ゆかりだと手軽に作れるということで喜んでいただきました。

ご自宅では、もしも時間の余裕がございましたらぜひ人形にのりで目や口を、食紅や桜でんぶで頬を色づけするともっと素敵になりますよ!のりを巻いたり、卵をのせたり、キッズ達と一緒に作ってみたり。ぜひ、楽しい時間を過ごしてくださいね♪

<材料>人形4個分
・ご飯 お茶碗2杯
・ゆかり・・・少々
・うずらの卵 4個
・おにぎり用ののり 2枚
・薄焼き卵
卵1個
砂糖 小さじ1杯
塩 一つまみ
焼き油 小さじ1杯

<作り方>
① ご飯にゆかりを混ぜ、4個の三角おにぎりを作る。ギュッとしっかり握ってください。ラップを使って握ると食中毒を防げます。
② 2個にはおにぎり用のりを巻く。少し上に出して、卵を乗せる。下部は折り曲げて下にする。
③ 卵を溶き、砂糖、塩を加えて混ぜ、フライパンに油をしいて薄焼き卵を作る。
④ 薄焼き卵は、箸を少し切って残し、半分に切り、切り口を上にして2個のおにぎりに巻く。のりと同様に少し上にはみ出して巻き、うずらの卵をのせる。
⑤ おにぎり用のりを1cm幅に切り、卵の方のおにぎりのうずらのたまごにつける。
⑥ 薄焼き卵の残りを写真のように包丁で切り、のりの方のおにぎりにつける。

<栄養価> 一人分(人形2個分)
エネルギー363kcal、炭水化物58.6g、タンパク質9.9g、脂質8.4g

<組み合わせメニュー>
卯の花 菜の花とツナのマヨネーズ和え 豆腐のおすまし


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中村まり(なかむら まり)
熊本県熊本市生まれ。 (有)ヘルスサポート 取締役
資格:管理栄養士 健康運動指導士
スポーツ栄養士業務の他、食育コンサルタントとして保育園・幼稚園・こども園において「食べる食育」をテーマとした食育事業を実施中。また、食育を取り入れた給食を通して子供たちの健康づくりをお手伝いしています。

現在、栄養マネージメントを行っているスポーツ団体
(株)エディオン女子陸上部

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